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[freewnn:00099] Directory Structure



 元木@ITLです。

 インストールディレクトリ分割の単位について話が分散している
 のでまとめます。

 また、ディレクトリ構造の話から派生したものとして、

 o cWnn から tWnn を独立させよう(私)
 o Wnn から日本語独自の部分を独立させ jWnn と cWnn, kWnn,
   tWnn と並列にしよう(古川さん)

 等があると思います。

 最初に私が出したプランが以下のようなものです。
 ("辞書ツール", "テキストデータ" 等の分類の詳細はメールの最
  後につけたリストをみて下さい。)

  wnn_bindir     (j)Wnn辞書ツール               ($(prefix)/bin)
 cwnn_bindir    cWnn辞書ツール                  ($(prefix)/bin)
 twnn_bindir    tWnn辞書ツール                  ($(prefix)/bin)
 kwnn_bindir    kWnn辞書ツール                  ($(prefix)/bin)
 wnn_sbindir    (j)Wnnサーバ、サーバツール      ($(prefix)/sbin)
 cwnn_sbindir   cWnnサーバ、サーバツール        ($(prefix)/sbin)
 twnn_sbindir   tWnnサーバ、サーバツール        ($(prefix)/sbin)
 kwnn_sbindir   kWnnサーバ、サーバツール        ($(prefix)/sbin)
 libdir         libwnn                          ($(prefix)/lib)
 wnn_libdir     バイナリーデータ                ($(prefix)/lib/wnn)
 wnn_dicdir     辞書                            ($(prefix)/lib/wnn/dic)
 wnn_userdicdir ユーザ辞書                      ($(prefix)/lib/wnn/dic/usr)
 wnn_includedir インクルードファイル            ($(prefix)/include/wnn)
 wnn_datadir    テキストデータ                  ($(prefix)/share/wnn)

 これに対して、永江さん、片山さん、古川さんより以下のご意見
 をいただきました。

In article <19990819124825L.nagae@tk.airnet.ne.jp>
    nagae@tk.airnet.ne.jp (Nagae Hidetake) writes:

| まず「テキストデータ」は、後の説明によれば、定義ファイルですよね。
| でしたら sysconfdir ($(prefix)/etc) と、どちらが良いでしょうか。
| 複数のサーバで共有するか否かがポイントなのでしょうが。

| ユーザ辞書のデフォルトは localstatedir ($(prefix)/var) という
| 選択肢も考えられます。
| $(prefix)/lib/wnn/dic/usr の方がシステム辞書と近くて
| わかりやすいかもしれません。どうしましょうか。

| bin や sbin は、デフォルトではサブディレクトリを作らずに
| ベタでインストールしちゃって構いませんよね?
| オプションでディレクトリの指定もできるんだし。

In article <9908190659.AA20979@yamato.trad.pfu.co.jp>
    kate@pfu.co.jp (KATAYAMA Yoshio) writes:

| > bindir         辞書ツール                      ($(prefix)/bin)
| > sbindir        サーバ、サーバツール            ($(prefix)/sbin)
| 
| bin と sbin を分ける理由は何でしょうか。また、この分類では、uum 
| はどちらに入ることになるのでしょうか。

| > wnn_libdir     バイナリーデータ                ($(prefix)/lib/wnn)
| > wnn_dicdir     辞書                            ($(prefix)/lib/wnn/dic)
| > wnn_userdicdir ユーザ辞書                      ($(prefix)/lib/wnn/dic/usr)
| > wnn_datadir    テキストデータ                  ($(prefix)/share/wnn)
|
| こちらは名前が衝突しますので、従来通り wnn/@LANG/… とするか、或
| は lib/wnn、lib/cwnn、… として、ディレクトリーを分ける必要があ
| ります。

In article <199908191627.BAA15717@pop1.ngy.3web.ne.jp>
    frkwtto@osk3.3web.ne.jp (Tatsuo Furukawa) writes:

| 逆に、jserver みたいなものは /etc/rc みたいな起動スクリプトが1回呼び出
| してあとは誰も使わないという性格のものですから libexec に入るのが自然
| ではないでしょうか(これはちょっと自信なし)。

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(uum, Xwnmoを追加しました)

 o プログラム

  (j)Wnn用辞書ツール
  (j)Wnn用サーバツール  
  (j)Wnn用サーバ

  cWnn用辞書ツール    
  cWnn用サーバツール
  cWnn用サーバ
 
  tWnn用サーバ
 
  kWnn用辞書ツール
  kWnn用サーバツール
  kWnn用サーバ

  uum
  Xwnmo

 o ライブラリ

  インクルードファイル
  libwnn

 o テキストデータ

  - 共通

   Wnnライブラリのサーバとの接続環境設定ファイル(serverdefs)
   uum用キーコード変換表ファイル(cvt_key_tbl*)

  - 各言語毎

   かな漢字変換環境初期化ファイル(wnnenvrc*)
   uumの立上りの設定ファイル(uumrc*)
   uumキーバインド定義ファイル(uumkey*)
   uumメッセージ定義ファイル(uum.msg)
   モード定義表(rk*/*)
   wnnstatメッセージ定義ファイル(wnnstat.msg)
   libwnnメッセージ定義ファイル(libwnn.msg)
   品詞定義ファイル(hinsi.dat/cixing.data) 
   サーバの初期化ファイル

 o バイナリーデータ

  辞書
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sin.