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[freewnn:00427] server と librariesの分離



田岡です。FreeBSDでWnnのportsをメンテをしているものです。

FreeBSDでは、今だWnn4.2を利用しているのですが、そろそろFreeWnnに移行すべ
きだと思ってはいたものの手を付けていませんでしたが、FreeWnnのセキュリティ
ホール(バッファオーバーフロー問題)が見つかったことで、やっと作業をはじ
めました。

# このセキュリティホールはWnn4.2にもあるのですね?

そこで、FreeWnn-libとFreeWnn-serverに分けてports treeに入れることにしま
した。ですが、NetBSDのpkgsrcではその様に分離しているようですが、BSD
makeの書式を使って実現しています。これでは、一般受けしません。

そこで、configure.inなどをいじって、例えば

configure --enable-server=no

で、librariesだけがコンパイル&インストールできるようにしました。ただし、
あまりテストしてはいないです。例えば、librariesだけでonewやmuleなどがコ
ンパイルでき、実行も可能か、などはテストしていません。少なくとも、
jserverを動作させ、jvimで変換出来たことくらいは確認しています。

もしかして、こんな作業は既に行われていますか?Linux方面(Kondraのもの)
などを見たのですが、分割はしてないようですね。

このパッチはFreeWnn-1.1.1-a017.tar.gz が対象です。

cd FreeWnn-1.1.1-a017/Xsi
patch <	~/divide.patch

などとしてください。そのうちFreeBSDのports treeにこれを入れますので、何
かトラブルがあったらまた連絡します。

追伸:

/usr/local/bin/Wnn4/jserver を実行したら

Nihongo Multi Client Server (4.20)
...

と4.20というのですが、FreeWnn 1.1.1から値を決めないのですか?
あと、/usr/local/bin/Wnn4のWnn4もFreeWnnでは変ですね。

divide.patch.gz



http://www.freewnn.org/ FreeWnn Project