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[freewnn:00042] Re: Stable/Develop version



はじめまして、いしやまと申します。

昔は Wnn の付属語辞書をいじって遊んでいたりしました。でも、
いまはなんにもしてなかったり。

From: Tatsuo Furukawa <frkwtto@osk3.3web.ne.jp>
Subject: [freewnn:00039] Stable/Develop version
Date: Mon, 09 Aug 1999 02:14:33 +0900

> 古川竜雄です。
    :
>                   (すいません tcp_wrapper というものが何なのか良くわか
> らないので、元木さんと片山さんの文章だけ読んでそのような印象をもちまし
> た) もちろん、FreeWnn 1.2 系以降で本体にマージできるようにしていきたい
> と思います。

tcp wrapper というのは、tcp の connection を受けるつける時に、
接続元の制限を可能にするために使用するソフトウェアです。
connection を受け付けるプログラムの wrapper として使用します。
アクセス制限の条件にはIP address, ドメイン名、DNS 逆引き可能
かどうか、などいろいろなものを指定できます。また、アクセスが
あった際にはいろいろなアクションを行なうようにも設定できます。

通常は tcpd という wrapper プログラムを使用することで、 
inetd から起動するプログラムに対して使用されます(この場合 
inetd.conf にそのように記述します)。また、tcp wrapper のライ
ブラリ libwrap をデーモンプログラムにリンクすることで、inetd
から起動されないデーモンに対しても同様の機能を実現できます。

確か、sshd や sendmail は(もしあれば) libwrap をデフォルトで
リンクするようになっていたと思います。また、FreeBSD は 3.2R 
以降 inetd 自体に libwrap がリンクされています。

この叩き台のポリシーだと tcp wrapper パッチは開発版の流れに
なるんでしょうね。個人的には、はやいうちに本体にマージされる
と嬉しいです。といいつつ件まだ試してないんですけれど。

ではでは。

--
石山元浩
ishiyama@rr.iij4u.or.jp