「Wnn6 の体験版の利用について」

 付録CD-ROMに含まれる「体験版Wnn6」は、10分間生存という点だけが、 製品版と異なっている。Wnn6の10分間生存とは?

・体験版Wnn6のjserverは、10分間経過後、クライアントからの接続ができなくなる ので、jserverの再起動が必要。

そのため、Muleからそのjserver使っている場合なら、以下の手順で対処すればよい。 まず、Muleの画面で、M-x close-wnn を実行する。次に、別のウィンドウ上で、 wnnkillコマンド、jserverコマンドを実行する。その後、先ほどの Muleの画面に戻れば、再び、日本語が入力できるようになっている。

「dp/NOTE の体験版の利用について」

 付録CD-ROMに含まれる「体験版dp/NOTE」は、10分間生存という点だけが、 製品版と異なっている。dp/NOTEの10分間生存とは?

・体験版dp/NOTEは、10分間経過後、「保存できなくなりました。現文書を保存しま すか?」というメッセージが表示されるので、ここでいったん現文書を保存して、 dp/NOTEの再起動が必要。

ただし、それ以降も、dp/NOTE 自体は使い続けられるので、メニューにどのような 項目があるかなど、機能を確かめる目的ならばそのまま使い続けてもよい。しかし、 10分が経過した後に編集を加えた部分は、ファイル保存できなくなっている。


<よしだともこの、ここだけの話>

dp/NOTEの10分間生存は、すでにMuleで入力した文書をdp/NOTEから呼び出し、dp/NOTE 側で罫線を加えたりできて、なかなか使いでがある。dp/NOTEで(10分以内に)ちょちょっ と罫線を加えたものを、plain2でLaTeX文書に変換させて印刷する方法が、今の Linux/FreeBSD上での、トレンディな文書整形方法だと私は思っている。

が・・・。Wnn6の10分間生存は、ちょっと悲しすぎる。もちろん、Wnn6がいかに賢い かは体験できるので、メーカーにとっては、この体験版を出す価値はあると思うが、 ユーザーが、10分ごとにjserverを起動しながら、文書を書き続けるのはほとんど 不可能である・・・。


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