「jserverを再起動してください」と言われた ?!
質問2
TurboLinux (Pro ではない方)をインストールして muleを使おうとしたら、
「jserverを再起動してください」というメッセージが表示されました。
これはどういうことなのでしょうか。どうすればよいでしょうか。
回答2
実は、TurboLinux(Pro じゃない方) には、最初から「10分間しか使えな
いWnn6体験版」というのが入っていて、それが起動されてしまうのです。
jserverは、マシンの起動時に自動的に起動されるものだから、ユーザー
が、「さぁ、Mule を使おう!」と思った時には、すでに 10分が経過して
いて、「jserverを再起動してください」と言われてしまうことが、
多々あるというわけです。
2刷以降の坊主本には、B-4ページに、以下の説明を加えてあります。
(「Linux Japan誌」 1998.7月号の最新号の37ページの「Wnn6 と 
dp/NOTE の体験版について」というところに、それとほぼ同じ文章を
載せました。)
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・Wnn6体験版について
Wnn6体験版のjserverは、10分経過後、クライアントからの接
続ができなくなり、「jserverを再起動してください」という
メッセージが表示される。この場合、jserverを再起動すれば、
さらに10分、Wnn6体験版を使うことできる。
再起動の方法は、Muleから使っている場合なら、Muleの画面で 
M-x close-wnnを実行する。別のウィンドウ上で、wnnkillコマ
ンド、jserverコマンドを実行し、その後、Muleの画面に戻れば、
再び日本語の変換ができるというわけである。
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ユーザーが Mule を起動した瞬間にはもうタイムアウトしている
ような体験版を入れるのは、ちょっと問題があるのではないかと、
個人的には思っていますが(苦笑)。
なお、"TurboLinux Pro" には、Wnn6 for Linux/BSD の製品版が
バンドルされていますので、上記のようなことはおきません。
さらに、"Wnn6 for Linux/BSD" 製品版をインストールすれば、
当然、Wnn6が永久に使えるようになります。
このページは、この本の著者の一人、よしだともこ
tomoko-y@mbox.kyoto-inet.or.jpが作成しています。
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