「9章 電子メールのしくみ」の演習問題の解答例

演習問題(1)の解答例

メーラーによってヘッダの表示を変える設定方法は異なります。 たとえば、Netscape Messengerでは、メニューバーの「表示」の「ヘッダ」の「すべて」を選択すると、すべてのヘッダ内容を表示するようになります。


演習問題(2)の解答例

(1)配達経路はReceivedフィールドを下から順にみていくとわかります。

(2)X-Mailerフィールドに相手がメールを送るのに使ったメーラーが示されます。しかし、そのメーラーがX-Mailerフィールドを情報をつけてくれるとはかぎりません。

(3)MIMEに対応したメーラーは、メール本文の形式をContent-Typeフィールドに付加して送ってくれます。


演習問題(3)の解答例

情報処理振興事業協会(IPA)のWebページでは、コンピュータウィルスの種類や被害の状況などの情報を公開しています。その中から、コンピュータウィルスの種類、感染対象、最近話題のウィルスをまとめてみました。


コンピュータウィルスは、人間によって作られたプログラムで、自分自身を複写したり、他のプログラムに自分自身を付加することで、感染対象を拡大していきます。

コンピュータウィルスの定義

通産省が告知した「コンピュータウィルス対策基準」では、コンピュータウィルスを、第三者のプログラムやデータベースに対して、意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムで、次のひとつ以上の機能をもつものと定義されています。
自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし、またはシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、他のシステムに伝染する機能
潜伏機能
発病するための条件(特定時刻、一定時間、処理回数)を記憶し、その条件が満たされるまで症状をださない機能
発病機能
プログラムやデータなどのファイルを破壊したり、もともとの動作と異なる動作をする機能

コンピュータウィルスの感染対象

生物ウィルス同様、コンピュータウィルスが感染対象を選びます。
ファイル感染型
プログラムファイルに次々と寄生感染しながら、伝染するウィルスです。感染したプログラムを起動することで、ウィルスが実行され、他のプログラムファイルに再感染したり、発病したりします。感染したプログラムを受け渡すことで伝染しますので、WebページからダウンロードしたプログラムやCD-ROMのサンプルソフトウェアなどから感染していきます。
ブートセクタ感染型
ハードディスクのマスターブートレコードやブートセクタ、フロッピディスクのブートセクタに感染するウィルスです。感染したフロッピディスクからコンピュータを立ち上げると感染します。
マクロ感染型
MicrosoftのWordやExcelのデータファイルのマクロ機能を使って感染するウィルスです。世界中で猛威をふるっています。1998年にIPAに報告された感染被害の約8割がマクロ感染型でした。

最近猛威をふるったコンピュータウィルス...Melissa

 MicrosoftのWordのマクロ機能を利用したウィルスで、ウィルスに感染したWordファイルを開くと、そのパソコン上のWordに感染し、その後に編集したWordファイルにも感染します。
 Microsoft-Outlookを利用し、アドレス帳に登録されている宛先上位50位に対してウィルスに感染したファイルを添付した電子メールを自動送信します。送信簿には記録が残りますが、ユーザがメールの送信に気づく可能性は小さく、知らないうちに知人にウィルスを送りつけていることになります。
  メールの件名は「Important Messeage From "ユーザ名"」
  本文は「Here is that document you asked for .... don't show anyone else」
となります。
 Melissaはデータを改ざんしたり、ファイルを消去するような発病機能はもっていませんが、ねずみ算的な感染力のためにメールの洪水を起こし、ネットワークやメールサーバを麻痺させる可能性があります。

Last Update: 2002.9.27
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